「傷害事故を未然に防ぐ」
強化ガラスはフロートガラスを加熱・急冷し、表面に圧縮層を持たせます。同じ厚さのフロートガラスに比べ耐風圧強度が3~5倍あり、割れにくいガラスです。
一般のガラスが割れた場合、ガラスは鋭利な刃先となり、人体を傷つける恐れがあります。
ガラスによる傷害事故は小さなお子様や高齢者に多くみられます。そんな事故が万が一起きた場合、「強化ガラス」なら破片は小さな粒状になり、大けがをする心配はありません。住宅はもちろん、学校やオフィス、デパート、高層ビル、ドアのガラスに強化ガラスは採用されています。
ガラスによる事故や怪我を未然に防ぐ、高い安全性を実現した高性能なガラスなのです。
反面、割れてしまうと防御力を失うため防犯性能は期待できません。
■安全性
万一破損しても、破片が細かい粒状になり、普通のガラスのような鋭い破片が生じません。このため破片による大けがを防ぐことができます。
■耐熱性
急激な温度変化に対しても約3倍の強度があります。
■強度
同じ厚さのガラスに比べ、3~5倍の強度があります。
※板厚:4.5.6.8.10.12.15.19mm(型板4mm)